メンタルヘルス

「人前で食事をするのが苦手な人間」って存在するんです。「会食恐怖症」と言うんだって

投稿日:2019年3月8日 更新日:

先日、ネットで知り合ったお友達と話していたら「人前で食事が苦手」と言っていたので、つい、「私も!私も!!」と、強めに同意してしまいました。

私も彼女も、「同じ症状の人が、初めていた!」と、なんだか嬉しくなってしまったので(嬉しくなるというも変なのだけど)、そういう人もいるんですよと、ちょっと書いて見ようと思いました。

同じ症状の方がいましたら、特に参考になる情報はありませんが、「わかる~~~!!」と頷いていただけたら嬉しい。

職場に「そんな感じの人がいる」という場合は、「へぇ」と思っていただければ。

仰々しく言うと「会食恐怖症」

何にでも病名が付いてしまうこの世の中です。

病気らしく言うと「会食恐怖症」というそうです。

要するに、一人での食事は平気だけど、人前だと食事が出来なくなるんです。

症状は人によると思いますが、私の場合は吐き気であったり、口に入れたけどどうしても飲み込めなかったり、「喉のフタが閉まる」感覚で口に物を入れられなかったり。

お腹は空いている、でも食べられない…という状況になってしまいます。

私は医者ではないので確かではありませんが、「会食恐怖症」だけにかかる人は多くないと思います。

多くの場合は、他の心の疾患との関わりがあるのではないかと思われ、私の場合は、パニック障害の延長線上のような感じです。

パニック障害は、発作が起こりそうな時に薬を飲んでその場面に挑むもので、家で薬を飲み続けて寝ていたら完治する、という類の症状ではありません。
(※人によると思いますが)

なので私も、どうしても食事をせねばならぬ時には薬を飲んで挑むのですが、成功率は低いです…。

家でなら食べられますし、一人ならお店によっては食べられることも多いです。出来るだけ、人目に付かない席を選びます。

ただ、年齢のせいか、この症状のせいかわかりませんが、少食になってしまったのは事実で、年々体重が減っているので、どうしようかな~とは思います。

ダイエットも運動もしてないのに、体重が減り続けるのは妙ですよね~。

筋肉が落ちているというせいもあるのかも。良くない痩せ方だぁ…。

社会に出ると、人と食事をしなければならない場面が多い

社会…というか、特に会社ですね。

フルタイムで働いていると、必ずお昼休憩があるので、1日に1回は人と食事をせねばならぬ機会がやってきます。

幸い、私が今まで働いていた会社は、仕事の進捗や、会議に影響が無ければ「お昼休憩をズラしてもOK」という寛容な職場が多かったので、なんとなく一人でコソコソお昼に出ることが出来ました。

でも結構、エレベーターとかで同じ課の人と一緒になっちゃって、「あ、今からお昼ですか、一緒に…」みたいな展開も多いんですよね。

それをどうやって避けるか、何と断って逃げるか、毎日がサバイバルでした。

避けられない強制ランチ

そんな風に逃げ回っていても、どうにも出来ない強制ランチイベントが発生することがあります。

  • 中途入社した日の「同期みんなで行きましょう」ランチ
  • 出張先での「名物を食べに行きましょう」ランチ
  • 他部署から異動して来た人の歓迎ちょっと良いランチ
  • 偉い人がご馳走してくださるありがたいランチ
  • 取引先さんとの親睦ランチ
  • しょうもないランチミーティング

など、など!!!

休憩時間は…仕事の時間じゃ無いのでは…と、小声で抗ってみたところで「まぁまぁ、行こうよ」という展開になるのは必至。

なんだお前らランチランチって、ランチで仕事が円滑に行くんかーーー!!!

…まぁ、正直ランチで仲良くなってスムーズに進む事例があることも知っているので、全否定は出来ないのが悲しい。

しかもさ、ランチって何で意味不明に量が多いんだろうね。

ただでさえ、一人分の量が決まっている「定食」的なものが苦手なのに、サラダ付きとか、デザート付きとか、勝手に量を増やすのをやめて欲しい…。

私は、言える雰囲気の時は「少なめで」とか「サラダ要らないです」とか極力言っていました。勿体無いでしょう。

この「残すと勿体無い、申し訳ない」という考えも、余計に食べられなくなる要因なんですけどね。

なので、たまに「残すなら食べていい?」とか言ってくれる神がいると、マジで惚れそうになってしまうのです。

「少食ですね」と言わないで

自分で食べられる程度に一生懸命食べて、半分ぐらい食べられた、今日は頑張ったぞ…!と思っていても浴びせられる、容赦ない言葉。


「少食ですね」
「具合悪いの?」

貴方がたと一緒だから食べられないだけです…とは言えない。

そう言われると、頑張ってもう少し食べなくては…と思うのだけど、プレッシャーでまったく箸が動かなくなってしまいます。

「ちょっと、お腹痛くて…」とか「さっきお菓子食べちゃってテヘヘ」などとそれらしい言い訳をしてやり過ごさなくてはならぬ、この苦痛よ。

これは鬱病の人に「頑張れ」と言うのと同じで、まったく逆効果の、緊張で変な汗が出てきてしまう類の言葉なのです。

もちろん、言っている方は気軽に悪意なく仰っているのだとわかっていますし、「酷いこと言わないで!」などと抗議するつもりも毛頭無いです。

お前の持病とか知らんがなって感じですよね。

でももし、この記事が貴方の目に触れたなら「ご飯を残している人を見ても放っておこう」と思っていただけたら幸いです。

あと、飲食店の方には本当に申し訳ないのですが、美味しくないから残したわけではありません。

せっかく作っていただいたのに、本当にすみません。

職場で理解されなくても良い、知ってもらおう

とにかく、職場でのランチ戦争は毎日のことなので、なんとか切り抜けなくてはなりません。

強制イベントの場合は別として、普段から「私はお昼ごはんが食べられません」ということを、いっそ宣言してしまった方が楽になります。

まだの方はぜひ、お試しください。

そうすれば、休憩室の端でこそこそお昼を食べていても、誰も「こっちの席おいでよー」とか言いません。

外に出るエレベーターで会っても、「お疲れさまです~」で、会話が終わります。

ただし、「誰ともランチに行かないちょっと変な人」だと思われます。

…良い方ばっかりだったので直接言われたことは無いですが、思われていたんだろうな、と。

その代わり、仕事は人よりきっちりやるよう努力するし、その他の面では迷惑がかからないようにしていれば、周りもそのうち「そういう人」だと思ってくれます。

別に、私と是が非でも昼飯に行きたい!って人なんかいないんだから。

偶々そこで会ったから、っていうだけの話なのだから。

一人で良い、アシストしてくれる人を見つけよう

それでも、先述の強制ランチイベントなどで、普段の様子を知らない人は「もう食べないの?」「お口に合いませんでした?」などと毒矢の如し言葉をフワッとお気軽に放ってくることがあります。

特に「お口に合いませんでした?」はツライ。

出張先で先方に言われた時のことを、お店とお料理を含めて、鮮明に覚えてます。

申し訳無さでいっぱいになりますが、ごめんなさい、食べられないんです…。

という場面で、「この子、すごい少食なんですよww」と、言ってくれる味方を、一人で良いので作っておくと大変気が楽になります。

ナイスアシスト、最高ォォオォーーー!!と抱きつきたくなること必至です。

普段から同じチームなどで、ぼっちランチマンの現状を知っている人に、「絶対こういう場面になるからアシスト頼む、何なら私が頼んだやつも食べて」とあらかじめお願いしておくと、気まずさが薄れて双方ともにハッピーになります。

どうしても無理な時は、ドリンクだけ頼む

今日は絶対無理なテンションだ、しかしとにかくランチに同席せねばならぬ、という状況になった時の、私の最後の手段。

「ドリンクだけ頼む」です。

もう今日は絶対ダメ、霞以外は口に入れたくない、何も飲み込めぬ…というほど酷い日もあるんです。

まぁ大体、出張先とか、上司がいるとか、そういう日はプレッシャーが強くなる傾向にあります。

そういう時は、諦めてドリンクだけ頼みます。

でも、さっきも言いましたが、実際はお腹が空いてないわけではないんですよ。

みんなが食べているのを、美味しそうだなぁ…などと思いながら、会話に参加しながら眺めます。

バカバカしいけど、回避できない時はそうするしかありません。

なので、帰りにちょっとコンビニによって、時間を見つけて後からパンなどをモソモソ食べたりします。
つらい…。

飲み会には出来るだけ、行こう

お昼に行かない代わりに、私は飲み会には出来るだけ行くようにしていました。

居酒屋なら、一人の量が決まっているわけではないので食べられる分だけ食べれば良いし、食べて無くてもそんなに目立たないからです。

お酒が入れば、他人が食べているかどうかなんて誰も気にしなくなるし、そう思うと自分も気が楽になって、普段よりは食べられたりします。

昼も夜も職場の人との付き合いを断っていると、さすがに気まずくなるという意味合いもありますが、夜のほうが参加しやすいので…。

会社で働いている以上、どこかで職場の人とのコミュニケーションは持たないといけないわけですが、仕事の中だけで済めば良いのにね。

外食は、空いている店か、慣れた店か、カウンター席にしよう

この症状が出てから、外食できる店も限られるようになってしまいました。

まず、一人で並びテーブル席(両脇のテーブルにお客さんがいる)とか、無理なのです。
空いている店なら大丈夫なんですけど。

カウンター席がある店なら、絶対にカウンター席。
目の前が壁だと最高に安心します。隣との距離が近いと、その限りではありませんが…。

なので、初めて入るお店ってどんな席があるかわからなくて、とっても緊張します。

私は旅行が好きなので、大体の人は「旅先で何を食べるか」を楽しみにされると思うのですが、私の場合は基本、食べることは旅の目的に入っていません。

食べたいものはあるけど、「どんな店だろう、食べられるだろうか」と、楽しみよりも心配が先に来てしまうのです。

食べることが楽しめないというのは、結構悲しいことなんですけどね…。

ホテルや旅館だと、お部屋食が一番ありがたい。

あと、最近はビュッフェスタイルって実はありがたいんだな、と思ってます。

自分が食べられる量だけ、食べたいものを選べるので、たくさん食べたい人向けでもあり、少食の人向けでもあるんですよね。

持病と付き合いながら行きていく方法を考える

これはあくまで「私の場合は」というお話で、もし、どなたかの参考になれば…と思って書いています。

症状は人によって違いますし、無理して症状が悪くなることもあるので、ふんわり読んでくださいね。

通院中の方は、先生の指示通りにしてね。

私は、心の病院にいくつか行ったことがありますが、未だに、心から信頼できる先生やカウンセラーさんに出会ったことがありません。

今の病院も、薬を貰いに行くことだけが目的で、診察時間は1分も無いぐらいw
そういう先生を信頼するのは難しいでしょ。

そんなわけで、ほとんど「治す」ということは諦めていて、薬を服用し始めてからの年月も長くなってきたので、心の病気は「治る!」「治った!」と言っている方は羨ましいなと思うのが半分、胡散臭いなと思うのが半分、というのが正直な感想です。

とは言え、実際に社会を泳いでいく手段として、「ご飯を食べられないから働けない」なんて言っていられないわけです。

お金を稼がないと、生きていけないのですし…。

なので、自分に出来る範囲での代替手段や回避方法を考えることが大事なのでは無いか、と思っています。

ランチのところで書きましたが、嘔吐に怯えるぐらいなら、食べない、というのも、私なりの処世術。

多少変な人と思われたところで、会社の人なんか、辞めてしまえばその後も付き合いが続く人は、ほんの一握りです。

半分以上の人は辞めたら二度と会うことはありませんし、私のことなんかすぐ忘れちゃいます。

だから、ただでさえ無理して生きているのに、さらに無理を重ねる必要はないんです。

と、思いつつ、私も今は会社や職場に属していないので、もしフルタイムで働くことになったら、1回ぐらい歓迎ランチとかあるんだろうなぁ…と憂鬱に感じますが、まぁ、最初にお昼食べられません宣言をして、それでも連れて行かれるなら残しても仕方ないよね、という気持ち。

だって無理なんですもの~~~!!

そこで変な人認定される、というまた繰り返しになるわけですが、しょうがないですよね。

変な人で結構。仕事は頑張りますし、ランチが食えないならクビって言うなら、また職探しするよ。

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