今期のドラマが始まったとき、初回は色々見ましたが、
始まる前から最後まで本当に楽しみにしていたのは「Nのために」が一番でした。
ファーストクラスも、選TAXIも、観ているうちになんとなく展開が読めてしまうので、ミステリ要素も入った「Nのために」は本当に最終回まで毎回、楽しみに観ていました。
始まった頃にも、こんなエントリを書いていましたが、
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もう、最終回は、
成瀬くん、格好良すぎいいぃいイイぃ!!!!
ということに、尽きる・・・。
「ただ、一緒におらん?」
なんて、言える男子が、この世にいるだろうか。
いや、いない。たぶん。
しかも、相手が余命一年と知っていて、ですよ。
前置きとか、なぐさめとか、装飾とか、余計なものを抜いた、
とてもストレートで純粋な、良い告白だったと思う・・・。
窪田 正孝は、成瀬くんの持つ純粋さ、繊細さ、あやうさ、暗さ、不器用さ、などを完璧に表現していたように感じました。
原作を読んでいないから、あくまでもドラマでの印象ですが。
あと、彼は声が良いなぁ。
一般的な「イケメンの声」みたいなのじゃなくて、個性があってとても良いです。
このドラマは本当に、キャスティングが絶妙にハマっていたと思う。
これも前に書きましたが、途中から小出恵介くんが良すぎて!
きっと奈央子が出てきたあたりの展開で、ぐっと存在感とエロさが増したからなのだろうなぁ。
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安藤も良かった!
このドラマで唯一の陽キャラで、とても役にあっていた。
事件にどう絡んでいるのかなぁと思っていたけれど、魔が差したというかねぇ・・・、みんなは安藤にあのままで
いて欲しくて、明るい安藤が好きで、計画を隠していたのだろうけど彼にだって陰の部分はあって、それが一番悪いタイミングで突出してしまったんだなぁ。
本当に、1つ1つは小さな想いや言葉が、少しずつズレて、歯車が狂って、不幸な顛末を形成して行った過程を、よく表していたドラマだったなぁと思います。
それにしても、私が一番涙が出たのは、お母さんとの再会のシーンであった。
余命幾ばくもない希美ちゃんが最後に頼ったのは、あれだけ反発して離れたがって、会いたくなかったはずの、お母さんだったんだなぁ。
そこは湊かなえらしく、容赦なく突き放して欲しかったような気もするのだけど、でも、あれで良かったんだろうな。
主題歌の家入レオの「Silly」。
ドラマを観ていてずっと悲しい歌だと思っていたけれど、最終回ではなんだか前向きに聞こえたな。
Cメロが良いのかも。
キャストは全員良かったと書きましたが・・・
途中で財前直見(特別出演)が出てきた時は、またこの人が犯人か?とちょっと思ってしまったw
前期の同枠の「家族狩り」を連想して。
あと、最後までちょっと違和感があったのは、なんで野口さんはチュートリアルの徳井だったのかなーということですねw
どうしても、彼が一生懸命セリフをしゃべっていると、
「お、ヨギータ、日本語頑張ってんなぁ」
みたいな感じで、ちょっとニヤニヤしてしまいますw