ほぼ映画を観たことがない人間が、アマプラで色々観てみた
私は若い頃から、2時間ただ画面を観ているだけ、というのが苦手で、映画が好きではありませんでした。
年をとってからは、パニック障害という病気になってしまい、映画館に軟禁されるのが耐えられず、益々、映画からは離れた生活に。
ですが、夫がamazonプライムに加入したので、せっかくなので観てみることにしました!
2時間座っていられないので、1作品を1時間ずつ、2日に分けて観ています。
そういう、自由な楽しみ方が出来るのも、おうち映画の良いところですね。
そんなわけで、色々観た作品のことを、記録がてら書いてみようと思います。
記録なので、おすすめ映画とは限らないです。
あらすじを書く気合がなく、ネタバレは出来るだけ避けて書いているので、ふわふわした感想ばっかりですが💦お暇つぶしになれば幸いです。
私はグロ、ホラー耐性が著しく低いので、そういう作品は避けてます。
夫は映画が好きなので、観るのが2回目の作品も多いですが、公開当時に観た方も、2回目に観ると、また違った感想を抱くかもしれません。
あと、無料の作品がほとんどですが、アマプラは時期によって、無料だったり有料に変わったりするので、観る前に確認してみてくださいね。
洋画
みんなが観ているような有名作すら観たことがないので、有名タイトルを中心に選んでいます。
洋画は、目が楽なのと、声優さんが好きなので、ほとんど字幕版ではなく、吹替版で観ています。
声優オタクなので、急にハイテンションになったりするよ。
ショーシャンクの空に
「好きな映画」としてこの作品を挙げる人が多い印象で、タイトルだけは知っていました。
なので、「有名作を観よう」と思って、まず真っ先に観たのがこの作品。
でも、そういう前評判の高さで、ちょっと自分の中で期待値のハードルを上げすぎてしまったのかもしれない。
うーん、このラストは、感動して良いのかな~?と、引っ掛かってしまったなぁ。
正当な手段で自由を勝ち取ってくれたなら、手放しで喜んで感動できただろうけど…。
この後、二人は楽しく暮らしましたとさ…というのは、あまりにもファンタジーな気がするのは、私の性格が曲がっているせいだろうか。
でも、Amazonプライムのレビューも5千件近くあるので、何らかの形で人の心に響く作品であることは、確かなのかも。
007 ダニエル・グレイグ版の4作品
「カジノ・ロワイヤル」「慰めの報酬」「スカイフォール」「スペクター」の4作品。
都合上、ダニエル・グレイグ版と書きましたが、それ以前の007シリーズを観たことがないので、私にとってのジェームズ・ボンド像はすっかり彼になってしまいました。
そもそも、007って何なのとか、あの組織は何なのとか、前知識が無いので、まぁ半分ぐらい話がわかれば良いかなぁと思いながら観始めましたが、めちゃくちゃ格好良くて、飽きずに4作観られました!
話はあんまりよくわかってないけどw、この4作品で共通の敵がいるので、うっすらとは理解できたかな。
最新作の「ノー・タイム・トゥ・ダイ」でダニエルボンドは最後だそうですが、もっと観たいなぁと思います。
行く先々で、知り合った女性とすぐ深い仲になってしまうのは、シリーズの定番なのでしょうが、またか!と、ツッコミたくなりますw
ボンドが色気があって良い声だなぁと思っていたら、藤 真秀さんという方で、「ジャッジアイズ(キムタクが如く)」というゲームの海藤さん役の方でした!言われてみれば、なるほど!
フォレスト・ガンプ/一期一会
サイパンに行った時に「ババ・ガンプ・シュリンプ」という、「フォレスト・ガンプが、レストランをオープンしていたら?」をテーマにしたレストランがありました。
夫も私もエビが食べられないので、レストランには行けなかったのだけど、夫はショップで、可愛いエビのロゴTシャツを買っていました。
そんなわけで、映画を観てみたかったのと、公開当時に、四字熟語が映画のサブタイルになるのって珍しいな~、という印象が強かったので。
主人公のフォレストは、知能指数は低いものの、実直で勤勉な気質の持ち主。
賢くはないけれど、努力ができる気質の上、特技や優れた才能もあって、苦労しながらも、たびたび成功を収める彼の人生を、語りながら回想が描かれていくストーリー。
多少、上手く行き過ぎの感じはあるけれど、まぁまぁ、楽しく観られます。
私が最も心に残ったのは、フォレストの母親が亡くなる前に語った、「死は人生の一部」という言葉。
誰にでも等しく訪れるものだから、悲しまないでね、という意味合いだと解釈したけれど、果たして、自分が家族や友人との別れを迎えるとき、こんな風に穏やかに死を受け入れることが出来るだろうか?
と、考えてみたけれど、やっぱり悲しくて、とても無理だと思う…。
あと数十年生きる(順当に行けば)うちに、そんな境地に至るのだろうか。
フォレストが一途に思い続ける、ヒロインであるジェニーの人生もところどころ描写される。
彼女は幼い頃、父親から性的虐待を受けていた。
父親から開放された後も、時代のせいもあるのか、かなりの寄り道をしてしまうのだけど、自分の居場所を求めて、彼女なりに必死に人生をサヴァイヴしていたのだと思う。
ストーリーのラストでは、号泣してしまった…。
感動したと言うよりは、どんなに頑張っても、人生って上手く行ったり、行かなかったりするよね、という、遣る瀬無さと切なさで、苦しくなった。
観るのが2回目の夫は、「あんまり面白くなかったなぁ」と言っていたけど、隣で私が、びょおびょお泣いているので、慌てて「でも、良い映画だったね!」と言い直していたw
そんな優しい夫と、この映画が観られて幸せだと思ったよ。
キャスト・アウェイ
トム・ハンクス繋がりで。
夫が、1回目観たときに、「めちゃくちゃ泣いたし、思い出しても泣きそう」などと珍しいことを言うので、どんな映画よ?!と思って、観てみました。
トム・ハンクスが、無人島に漂流して、サバイバル生活を送るというストーリー。
「これ観たら、飛行機乗れなくなるかも」と夫が言ったので、今後、飛行機に乗る時に必ず思い出してしまうと思う。そういうの、忘られない人間なのだから、余計なこと言うなよ~!
ただ、観終わっても、泣くポイントがわからなくて、「???」と思っていたら、意外なシーンで夫は泣いていたので、泣きポイントって人それぞれですね…。
それにしても、主人公は4年間も無人島生活を送っていたので、強靭な肉体と精神力が無いと、無理だよねぇ。途中、心が折れた痕跡はあったけれど、当然だと思う。
自分がこの立場になったら、どうするだろうか…と考えると、とても4年も頑張れる気がしない。
なのでちょっと、恐怖体験のように感じてしまう部分が大きくて、無人島生活の前後のエピソードは、あんまり頭に入らなかったかも。
チャーリーとチョコレート工場
タイトルだけは知っていて、観てみたかったので。
ウィリー・ウォンカのチョコレート工場に、特別なチケットを引き当てた5人の子供が招待されて、見学に行く話。
なのだけど、ウォンカの性格と言い、工場の中と言い、なんとも珍妙で奇抜な世界観の映画だねぇ…。
不思議な…というべきか、不気味な、というべきか。
それぞれ癖のある、招待された親子は、お仕置きにしては過激な目に遭うのだけど、子供の頃に観たらトラウマになるレベルである。
大人だけど、思い出すと、ちょっと怖いよぉ。
ウォンカ自身のことも含めて、全体として「親と子」の話なんだと思うけど、教訓にしてはドギツイし、ハートフルなエンディングかと言えば、そうでもない。
好き嫌いが分かれそうな映画だと思います。
マトリックス 3部作
マトリックス、リローデッド、レボリューションズの3部作を。
最新作「レザレクションズ」の公開に合わせてアマプラで無料になったので、やっと観られました!
私の世代で有名な映画と言えば、これ!というイメージ。
ネオが弾丸を避けて戦うシーンは、あまりにも有名で、観ていて「おー!これがあの有名な!」と、嬉しくなっちゃった。
ネオの戦闘シーンも格好良くて、何より、スタンドカラーのロングコートの裾を靡かせながら戦うシーンは、美しいねぇ。
すごい良かったので、自分であのコートを作ろうかなと、思ってしまったぐらい。久しくミシンは使ってないけどw
1は、なんとか楽しく観られたのだけど、リローデッドになると急に難解になって、レボリューションズに至っては、観終わってすぐに、解説動画をYou Tubeで探してしまったぐらい、訳が分からなかったヨ…。
「レザレクションズ」も、多分、難解なんだろうな。
デッドプール、デッドプール2(有料)
私はFGOというゲームで、サーヴァントの「坂本龍馬」がめちゃくちゃ好きなのですが、龍馬を演じている、加瀬康之さんの吹き替え目当てで観た映画。
期間限定で100円で観られたのですが、今は400円ぐらいになっちゃってるかも。
とにかく、加瀬ボで、下品で過激なセリフを言うのが聞きたい😊というだけで、内容あんまり知らずに観たのですが、結構グロいシーンがいっぱいあって…。
デップーがマスクを外した顔が怖いし、撃たれた敵の頭は飛ぶし、手首をがっつり切ったりするし…。
俺ちゃんは可愛いくて、よく喋るので面白いのだけど、私のグロ耐性が低いので、観ててキツくなってしまった。
2の冒頭で、「ファミリー向けだヨ」なんて言っていたけど、全然ウソだよwww
1はなんとか完走したけど、私は2の途中で、離脱してしまった~💦
ラストまで観た夫の説明によると、なんやかんやあって、ハッピーエンドで終わったようなので、頑張って最後まで観れば良かったかな…。
ファイト・クラブ
私はよく、オードリーのラジオを聞いているのですが、若林氏が、思い出の映画として名前を挙げる作品のうちの1つ。
学生時代に、公開してすぐにレイトショーで観て、観終わった後は、映画の真似をして瓶のままビールを飲み、友達と殴り合って、吐いたのだとかw
あと、ヤマシタトモコの漫画で「ファイト・クラブを観ただろ?」のようなセリフがあって、それも印象に残っていて、観てみました。
観る前は、タイトルの通り、殴り合う話なんだろうなと思っていて、実際、殴り合う話ではあるのだけど、そういう展開のストーリーだったのか!と、ちょっと意外だった。
2回目を観たら、また違った見方が出来そうだなと思うけど、うーん、ちょっと1回でお腹いっぱいである。
グロいと言う程ではないけど、石鹸の話とかは、気持ち悪くてちょっと泣きそうになった…。
夫が「若い時に観たら、印象が違ったかもね」と言っていたので、確かに、それはあるかもと思う。
40歳を過ぎて、「お前の人生、そんなんで良いのかい?」と問いかけられても、もう、感性が劣化してるせいか、あんまり響かないのよね。
バットマン ダークナイト・トリロジー
有名なヒーロー物の作品が観たい!と思って、観てみました。
「バットマン ビギンズ」、「ダークナイト」、「ダークナイト ライジング」の三部作。
明るくてわかりやすいヒーロー物かと思いきや、暗い感じの話だったので意外だったのだけど、「ダークナイト・トリロジー」っていうぐらいだから、この三部作はそういうテイストなのかな。
チート的に、特殊能力を手に入れたわけではないので、地道な努力型ヒーロー、という印象。
車とか、バイクが変形するシーンが、格好良い!
「ダークナイト」に出て来た、検事のハービー・デントが、酷い目に遭うシーンがあって、とにかく、それが怖くてトラウマです(;_;)
CGか特殊メイクだって、わかってても、怖いよぉぉおっぉ。
ジョーカーも出てきたけど、ものすごい悪党という感じはしなくて、思ってたのとちょっと違ったかな。もちろん、酷いことはしているけど…。
良くも悪くも有名なジョーカーは、映画「JOKER」の方なのかも。
「ダークナイト ライジング」には、アン・ハサウェイ演じるキャット・ウーマンが出てきて、めちゃくちゃ素敵だった。
JOKER
バットマンを観たので、つながりで。
「ダークナイト」に出てきたジョーカーの成り立ちの映画かと思ったら、どうやら、別の世界線のジョーカーらしい。
吹き替えで観たのだけど、なんとも、哀しい笑い声だね…。
心の病というのが、私にとっては他人事ではないので、彼の身に起こる様々な苦難と、それを受けての行動に、う~~~ん、と唸ってしまう。
特に、マレーの番組で紹介されて、嗤われているくだりは、だいぶキツい…。
簡単に言うと、鬱展開のオンパレードなので、ある程度、心して観たほうが良い。
大抵の映画は平気で観られる夫でさえ、「これはちょっと、観るのがツラくなってくるなぁ」と言っていた。
観終わってから調べたのだけど、吹き替えの声、平田さんてマジですか?!
いや、めっちゃ上手くて引き込まれたけど、いつもの平田じゃない感じだったので、感嘆してしまった。
(いつもの平田=最遊記の悟浄とか、吹き替えだとジャック・スパロウとか)
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル
「JOKER」を観た後、なんか楽しい映画が観たいね…という気分で、選んだ映画。
4人の高校生が、ゲーム「ジュマンジ」の世界に取り込まれてしまい、ゲーム内のアバターの姿で冒険を繰り広げるストーリー。
それぞれ、特技や弱点がありつつ、ライフが3つしか無い中で、どうやってゴールの目的に達するか、葛藤しながら進めていきます。
現実世界では地味な女の子が、敵を誘惑するために頑張ったり、インスタ命のイケてる女の子が、ゲーム内ではおじさんのアバターになってしまったりして、面白いw
ファミリーでも、楽しく観られる映画だと思います。
スパイダーマン 三部作
サム・ライミ監督版の三部作。
バットマンが暗い感じだったので、スパイダーマンなら明るいのではないか?と思って、観ました。
1は、テイストは明るいけど、育ての叔父さんが亡くなったり、親友の父親が敵になってしまったりと、ストーリーは若干重め。
2は、主人公のピーターが自分の力の使い方について、葛藤しながらも、敵と戦うストーリー。
3は、色々あって「ブラック・スパイダーマン」と化したピーターが、私生活でもめちゃくちゃ暴れるのが面白いw
このとき、ピーターに取り付いた、謎の液状生命体「シンビオート」が別の人に取り付いたのが「ヴェノム」ですね。
全作を通して、ヒロインのMJの、男の乗り換えっぷりがエグい。
フッたり、フラれたりした後、他の男と付き合いながら、ピーターはキープしておきたい、という感じが好きになれないね…。
MJとの関係性が、ピーターを悩ませたり、成長させたりするので、ストーリー上のポイントではあるのだろうけど。
でも、観終わった後、「スパイダーマン~♪スパイダーマン~♪」と歌っていたぐらい、三部作楽しく観られました。
新しいスパイダーマンは高校生で、吹き替えが榎木淳弥みたいなので、そっちも観てみようかな。
ヴェノム
スパイダーマン繋がりで、観てみました。
グロい感じだったら嫌だなぁと思ったけど、主人公の声が、親の声より聞いた諏訪部だったので、開始早々、オタクはにっこり😊です。
ヴェノムの主食は人間なので、多少のグロっぽさはあるけど、ヴェノムと、主人公のエディのやりとりが可愛い!!
なので、最後まで楽しく観られました。
面白くて、2も観たいなぁ、と思ったぐらいです。2はもっとヴェノムが可愛いらしい!
オーシャンズ11
タイトルは知っていたので、面白そうかなと思って、観てみました。
私は、俳優さんに詳しくないので、みんなで集まってワイワイ泥棒する話、というぐらいの感想かなぁ。
ラストのジュリア・ロバーツの行動も、「なんで??」って感じだった…。
色んなスターが共演していて豪華、ということがわかる人なら、見ごたえがあるのかも。
12モンキーズ
タイトルだけは知っていたので、観てみました。
ウィルスが蔓延して地上には住めなくなった世界、というのが、今のご時世を考えると、他人事では無いような気がしてしまう作品。
元凶である、ウィルスの蔓延を防ぐために、未来から過去にタイムトラベルする、主人公(ブルース・ウィリス)。
何故かトラベル先は、精神科の入院施設で、イカれたブラッド・ピットが喋りまくる。
後の展開のキーになる要素はあるのだけど、あまりにもイカれてるので、何なの…?と思ってしまうw
主人公も過去に行くたびに、ちょいちょいイカれた様子になるので、ほんと何なの??
ヨダレを垂らし続けるシーンなどは、汚くて見ていられない…。
妄想か現実かわからないようにボヤかして、観る側を翻弄する作戦なんだろうか。
ラストは、主人公が繰り返し見る夢の内容が明かされるので、一応、そういうことだったのか、と納得は出来る。
でも、タイムトラベルものに付き物の、「過去が変わったら、未来も変わるはずでは?」という疑問も残るので、ちょっとモヤっとしたかなぁ。
ジョン・ウィック 3作
「ジョン・ウィック」、「ジョン・ウィック:チャプター2」、「ジョン・ウィック:パラベラム」の3作を観ました。
夫いわく、「ひたすらキアヌ・リーブスが格好良いだけの映画」。
キアヌの吹き替えが、私の元カレ(的な存在)の森川さんだったので、やっと森川さんが主役の吹き替えが観られたなー!
1作目のキャッチコピーが「見惚れるほどの、復讐」というだけあって、ド派手な復讐劇。
本当は、血が出る映画は苦手なのだけど、あまりにも華麗にジョン・ウィックが人を殺しまくるので、確かに、ちょっと見惚れてしまう。
銃をベルトに仕込んだり、弾丸を補填する仕草も格好良い。
あと、ガラスがめちゃくちゃ綺麗に割れる映画だな~と思うw
殺し屋をサポートする「コンチネンタル・ホテル」では、ソムリエがワインではなく武器を紹介してくれたり、掟、誓印と言った、ちょっと厨二心をくすぐる設定も良い。
3の「パラベラム」を観ても、続きがある終わり方だったので調べたら、5作目まである予定らしい!
シャーロック・ホームズ、シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
探偵として、あまりにも有名なホームズですが、原作を読んだこともなく、私のイメージでは、FGOというゲームに出てくる、スマートで賢いホームズ。
なので、最初は違和感がありましたが、ホームズが、めちゃくちゃチャーミングなおじさんなので、すっかり好きになってしまった!
特に「シャドウ ゲーム」の方は、本当に可愛くて、色々な変装で楽しませてくれる。
夫によれば、原作のホームズは武闘派らしいので、探偵として推理をする場面よりも、戦っているシーンの方が多い気がするのは、原作に近いのかな。
ワトソンのイメージは、京極堂シリーズにおける関口くん的ポジションだと思っていて、観る人の代わりにトンチキな質問をして、物語をわかりやすくしてくれる存在だと思っていたけど、このワトソンは、ホームズと同じぐらい賢い。
説明がなくても、ホームズの意図を読んで行動していたりするので、もう少し説明して欲しいな!と思ったりしました。
ワトソンの吹き替えは、森川さんだな~とすぐわかりましたが、可愛いホームズはどなた?と思ったら、藤原啓治さんだった~~!!あぁ~、そりゃ可愛いはずだよ!
もし、ホームズの続編が作られることがあっても(あるか知らないけど)、もう藤原さんの声では聞けないんだなぁ…(;_;)
邦画
邦画は、有名作だったり、おすすめに出てきて面白そうかな~という感じで選んで、観ております。
検察側の罪人
木村拓哉と、二宮和也の映画。原作未読です。
プライムで視聴が始まったばっかりだったのか、バナーでめっちゃ推されてたので観てみました。
二人とも格好良かったし、ニノが恫喝するシーンなんかは、めちゃくちゃ良かった。
ただ、ラストが、「えぇー???」と思ってしまって…。
まぁ、二人が格好良いだけの映画だと思っていたら、そういう方向のストーリーだったか~、という、観る前の思惑を、良くも悪くも裏切られた感じかな。
木村拓哉の、こういう役どころが観られるのは、ある意味では貴重なのかも。
清須会議
三谷幸喜の原作、脚本、監督作品。
コメディなのだろうと思っていたけど、割と、ただ普通に清須会議しただけだったかなぁ、という印象。
役所広司の勝家が可愛いので、フフッとなるところは、あるけれど。
おじさん達が、わちゃわちゃしてて可愛いな~と思える人でないと、退屈かも。
大泉洋の秀吉は、ハマり役だと思います!
ずる賢くて、人に取り入るのが上手い、秀吉ってこんな感じだったのだろうな~、という、私の個人的な秀吉像とは合っていました。
あと、TVKで、しょっちゅう大昔の「水曜どうでしょう」を観ているので、まさか、この頃は三谷映画の主役級を演じるようになるとは、思ってなかっただろうなぁ…と、勝手に感慨深くなりますw
高速参勤交代
なんか笑える映画が観たいねぇ、ということで観てみた、2014年の作品。
タイトルの通り、高速で参勤交代する話ですw
もう少し、ギャグテイストの話かなぁと思ったのですが、うーん、本当に、高速で参勤交代するだけの話だったかな…。
深田恭子が可愛かった。
カイジ2~人生奪回ゲーム~、カイジ ファイナルゲーム
カイジは漫画を途中まで読んでいたのと、最初の映画はテレビで放映された時に観ていたので、続編を2作観ました。
相変わらず、カイジくんというよりは藤原くんですが、面白いです。
「人生奪回ゲーム」は、原作にもあった「沼」というパチンコ台と対峙する話。
原作には無い、吉高由里子のメイド服姿が可愛い。
ただ、ストーリー上としては必要なのかな、ちょっと冗長になっちゃったかな、と思う部分もありましたが、まぁ、面白かったです。
洋画を見ていると、展開の速さに付いていけないことが多々あるのですが、「誰が何をしてどうなった」ということを、カイジくんの周りのキャラクターが、いちいち解説してくれるので、なんて親切なんだろうか、と思いますw
「ファイナルゲーム」の方は、うーん、ちょっとネタ切れ感があるというか、カイジらしい、ギャンブルでハラハラする感じが、あんまり無かったかなぁ。
ヒロインの女の子の仕草が、後にカイジくんを助けるポイントになるんだけど、ちょっと無理矢理さがある。
福士蒼汰のスーツ姿は、格好良かった。けど、強ボス感が無いので、ハラハラすることもなく、展開が読めてしまうのも残念。
ザ・ファブル
原作未読。伝説の殺し屋が、ボスの命令で、殺しをせず一般人として暮らす、という話。
岡田准一くんが主役ですが、私はV6がデビューした頃にファンだったので、大きくなって、立派になったね…と、謎の親戚のオバちゃんみたいな気持ちで観ましたw
アクションシーンは格好良いのですが、原作では多分「頑張って一般人のフリをしても、ズレている」ところが、「凄腕の殺し屋」との対比で、ギャップとして面白いのかなと推測するのですが、そこまで凄腕に見えなかったのが、残念かなぁ。
木村文乃ちゃんのキャラクターも、浮いている感じがしたけど、原作通りなんだろうか?
柳楽優弥くんと安田顕の演技には、引き込まれた。観ていて、つらかった。
後に「ジョン・ウィック」を観た時に、ファブルって、こういう作品を目指してたのかな、と思った。
真夏の方程式
東野圭吾原作、福山雅治主演の「ガリレオ」シリーズ。
東野作品はほとんど読んでいるけど、ガリレオシリーズは未読、ドラマも観ていない状態での視聴です。
あ、「容疑者Xの献身」は観たかも。
感想としては、私はいわゆる「イヤミス(読後、イヤな気持ちが残るミステリ)」の類は好きだけど、これはちょっと、許せない点があったな~。
家族愛とか、綺麗な海の景色で包んでいるけど、こんなイヤな話があるかよ~!?
それが作品の狙いなら、狙い通りイヤな気持ちにさせられちゃったな、と思うけど、作品としては「美しいもの」のように描いている気がして、なんか違和感があったかな。
シン・ゴジラ
最近の邦画で有名と言えば、これがあったね。
ゴジラは1作も観たことがありませんが、問題なく観られます。
ゴジラという未知の生命体が襲ってきたとき、日本はどう対処するのかという面を描いている作品で、「ゴジラを倒すぞ!」というヒーローが現れるわけでもなく、ゴジラと戦う別の怪獣が出てくるのでもなく、政治的にどうするか、というやりとりが大半です。
会議のシーンなどは、みんな早口で、何を言ってるのかよくわからないw
石原さとみの、変な英語喋りも含めて、そういう演出なんだろうねと思って、ボーッと見てましたけど…。
でも、実際の災害時の政治家の対応って、こんな風なのかな、と思わせるリアリティさはありました。責任を押し付けあって、なかなか話が決まらなかったり。
怪獣映画だと思って観ると期待外れなのかもしれませんが、話題作だし一応観てみよう、という程度のテンションで観るのは、全然アリだと思います。
龍が如く 劇場版
コロナ禍で家に篭もっているしかなくて、鬱々としていた時に夫が、ゲーム「龍が如く0」を買ってきてくれたのがきっかけで、激ハマりし、シリーズを全作プレイしました。
桐生ちゃんと真島の兄さんがいてくれたから、精神的につらくなりそうな時期を、何とか乗り越えられたと言っても過言ではありません!
そんなわけで、劇場版はどんなものかな~と、観てみました。
事前にキャストは知っていたのと、アマプラでの評価がかなり低いので、あまり期待せずに観たのだけど、なるほど、評価の低さは納得ですww
北村一輝は、「桐生ちゃんらしさ」として、抑えた喋り方をしているんだろうけど、何を言ってるのかよく聞こえない。
真島に至っては、ジャケットが違うし、入れ墨も入ってないし、眼帯が逆だし、なんで???
そもそも岸谷五朗は、私の実写イメージとは全然違ったというのもあり、なんかもう、無理な関西弁を喋るたびに、失笑…。
元々、真島の関西弁はネイティブでは無いけど、それにしても酷い。
(岸谷五朗自体は、ラジオをやっていた頃にリスナーで、番組に出たこともあるぐらい、好きだよ)
私の個人的な真島のイメージは、伊勢谷友介なのです。演って欲しいわ~。
あと、真島は戦う時に、バットはともかく、銃を使わないと思うんだけど、どうです??忘れてるだけだったら、申し訳ないけど。
ドスを出してくる場面もあったけど、銃撃戦みたいなシーンは、違和感があったなぁ。
キャストがイメージと違う、という点を置いておいても、何だこのストーリーは?
銀行強盗とか、カップルの泥棒とか、何の意味があったの?この映画を見るのは、ゲームをプレイした人ぐらいだと思うけど、ゲームをやってても、意味がわからなかった…。
神室町ってのは、こういう事件が起こる街ですよ、という説明だったのかなぁ。
それなら、錦と由美、風間の親っさんとの関係性とかを、少しは盛り込んだらどうなのか。
ゲームやってるなら、わかるでしょ!ってことなんだろうか?
ギャグとしか思えない演出もあったりで、シリアスな映画のつもりなのか、笑わせるつもりなのか、よくわからない映画でした。
錦の登場シーンは、夫も私も、声を出して笑ってしまったw
今みたいに、原作がある作品を実写化する時に「2.5次元」という概念が薄い時代の映画だから、再現度が今ひとつなのは、仕方が無いのかもしれないね。
HERO(2007年版)
龍が如くシリーズを全部やってしまって、ジャッジアイズ、ロストジャッジメント(キムタクが如く)をプレイしていて、木村拓哉って格好良いな???ということに、令和3年にしてやっと気付いたので、観てみました。
いや嘘、一昨年のドラマ「教場」を観たときには、格好良いと思っていたよ。どっちでもいいか。
14年前の作品なので、やっぱり今観ると、若いな~~~と思いますね。
ドラマ版は観たことがありませんが、「一見チャラっぽい検事が、格好良く活躍する話」なので、とてもわかりやすいです。
こういうドラマって、社会人になってから観るとツッコミどころがいっぱいだけど、まぁそれは置いておこう。
ただ、松たか子の役どころは、なんというか、もう…。そういう設定で、そういう時代だったんだろうけど、見ていて恥ずかしい…。
なんというか、木村拓哉は「キムタク」というキャラクターを、公私ともに求められるままに演じて、求められた通りの結果を何十年も出し続けている、すごいスターだな、と改めて思いました。
彼だって人間の49歳なので、健康診断で、検便の採取のために紙の上にうんこして、棒で擦ったりしているはずじゃない?(……)
そういうことを微塵も感じさせないし、何なら、そんなことしてないかもしれない、と思わせるのは、すごいよね。
…話が反れましたが、これを観て、久利生さんを好きだと思ったかと言えば、うーん、やっぱりちょっと苦手かな~。
私は、良い感じに年齢を重ねた「令和の木村拓哉」が好きなんだと思います。
ちゃんと健康診断を受けて、長生きして欲しい。
おすすめ映画があったら、教えてください!
結構色々観た(つもり)なので、最近は何を観るべきか、悩むようになってきました。
何か、おすすめの映画や、有名だけど見落としている作品などがあったら、Twitterで教えてください!
グロとホラー以外で!あと、恋愛映画、戦争映画も観ないかな~。
とか言ってると、アクション映画が多くなってしまうのですけど…。
自分でつらつら書いた感想を見返すと、どうやら、おじさんが可愛い映画が好きみたいなので、そういう作品があったらぜひ!